薄い雲が広がる昼間、雨上がりの光が最高だ。
光は優しく、柔らかく、かといって暗くもない。この環境でしか取れない写真があるのは間違いない。
雨上がり直後の水滴がキラキラしていて、ワクワクしながらカメラを持ち出すが、3割くらいはビク付いている。
オールドレンズを使用しているので、また雨が降り出したらシャレにならない。
しかし、そのような制限がロマンを強く掻き立てられる。
これらの写真は道路片隅の雑草エリアだ。
都会住みだと被写体を探すのに苦労をする。いつも建造物と背景処理との戦いだ。
その中から角度を探し出すのが単焦点レンズの楽しいところでもあるが、こればかりは地方に風景の豊かさを感じる。
マンションの共用階段から見える木の一部
「綺麗な光が指してるなぁ」
と気づいたらカメラを握っていた。
今日も都会の片隅でカメラ小僧をするのであった。